今秋発売予定の 「iPhone 12」 に関して、流出したCADデータから作られたとされるモックアップが度々公開されている。
先日も開発中のCADデータから作成した金型が公開されていたが、著名リーカーJon Prosser(@jon_prosser)氏によると、この金型やこれまでに公開されたモックアップのデザインはいずれも古い可能性があるようだ。
iPhone 12のモックアップや金型はいずれも12月段階のもの?
Jon Prosser氏は、今年2月にMacお宝鑑定団Blog[羅針盤]が公開した3Dモックアップや、先日テクノロジーブロガー@极客村长氏が公開した金型について、いずれも12月に出回っていたCADデータを元に作られたものであると発言。これらのモックアップは昨年12月段階の古いもので、最新のiPhone 12のデザインを反映させたものではない可能性がある。
These are printed from the same CAD mockups that we saw back in December.
You’ve seen these CAD renders multiple times at this point.
Same CADs… just printed with metal this time.
This are not new.
This is not iPhone 12. https://t.co/SPpvEw271t pic.twitter.com/cFth6ExOhc— Jon Prosser (@jon_prosser) June 16, 2020
モックアップのデザインから、iPhone 12シリーズのサイズ感やiPad Proのようなフラットエッジデザインを採用した側面になることが予想されてきたが、Jon Prosser氏の発言が正しければ、iPhone 12のデザインは少し違うものになっている可能性がある。デザインに関してこれまで確定的だと思われていた情報について見直す必要があるかもしれない。
Appleも情報漏洩に関しては細心の注意を払っていると思われるため、そう簡単に本物のデザインが明るみになるとは考えにくいが、これまで正しい情報を伝えてきたJon Prosser氏が今後何らかの情報を提供してくれることに期待したいところだ。
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