「iPhone SE 2」 の部品出荷に遅れ。発売は4月以降に延期か

本格的な生産前の最終検証段階に入り、いよいよ発売までのカウントダウンが始まったかと思われていた 「iPhone SE 2 (iPhone 9)」 だが、COVID-19(新型コロナウイルス) の影響で発売時期が来月以降に伸びてしまう可能性が出てきた。

台湾メディアDigiTimesは5日、プリント基板メーカーからの情報をもとに、iPhone SE 2の発売が2020年第2四半期(4月〜6月)に延期される可能性について報じた。

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部品の出荷に遅れが発生中、発売は4月以降に

DigiTimesによると、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で、iPhone SE 2 (iPhone 9) に使用される部品の生産に遅れが発生しているとのこと。この部品は当初2020年第1四半期までに納品される予定だったそうだが、生産の遅れで2020年第2四半期に納入時期がずれ込む予定となったという。

一部の部品の生産が遅れるということは、iPhoneの生産も後ろ倒しになるということ。もしこの情報が事実であれば、当然ながらiPhone SE 2(iPhone 9)の発売も2020年第2四半期(4月~6月)以降にズレることになる。

リーク情報に関する信頼性が最近イマイチなDigiTimesからの情報ではあるものの、同メディアはサプライヤーからの情報に強みを持つこともあり、今回の情報の信頼性は普段よりは高そうだ。

ちなみにDigiTimesは同日、iPhoneの製造工場の生産能力はCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で依然として十分に回復していないと報じていた。生産能力が戻るには2020年第2四半期(4月~6月)までかかる見通しで、もし当初の予定どおりAppleが2020年3月にiPhone SE 2を発売したとしても、当面は供給量が限られる可能性があるだろう。

「iPhone SE 2 (iPhone 9)」 は、「iPhone 8」 をベースに開発し、低価格であることが最大の特徴となる。ホームボタンを搭載し、Touch IDが利用可能。さらに 「A13 Bionic」 プロセッサを搭載するため、現行のiPhone 11シリーズと同じくらいの処理性能をもつとされる。価格は399ドルからで、日本では4万円台で販売されるものとみられる。

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[ via 9to5Mac ]

iPhone SE(第2世代)
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