本日、Appleは2016年の第2四半期(1~3月期)の決算内容を発表した。結果は、「iPhone」事業が「Mac」「iPad」部門とともに売上が大幅に減少(前年同期比)、そして注目の「iPhone」事業は「iPhone 6s / 6s Plus」の不振から抜け出せずにいることが浮き彫りになっていた。
「iPhone SE」もそこまで人気が高くないと見込まれていることから来期決算も期待できないと言われていたのだが、どうやらそんなこともなさそうで、AppleのCEOによると「iPhone SE」は思いのほか売れていることが明らかになった。
予想以上の需要に生産が追いついていない状況
AppleのCEOティム・クック氏は決算内容発表会で、「iPhone SE」はAppleの予想以上に需要があり、その売れ行きは絶好調であることを発表した。
今現在、Apple公式サイトで「iPhone SE」を注文しようとすると、実際手元に商品が到着するまで2~3週間待たないと手に入らない状態で、これは日本だけでなく海外のストアでも同じ。一部では品薄商法だと根拠のない批判もされているが、少なくても「iPhone SE」はApppleの予想以上に需要があり、需要見込みよりも多くの注文が入ったことで生産が追いついていないということなのだろう。
「iPhone SE」は見た目こそはほとんど「iPhone 5s」と変化がない端末だが、内部のスペックは大きく引き上げられた。新色ローズゴールドが追加されたこともあり、多くのユーザーが乗り換えを希望しているようで、今後も品薄状態が継続する可能性がある。最近の在庫状況を見ていると、すぐに在庫状況が回復するとは言えなさそうではある。
ちなみに、円高による為替レート改定が行われたのか、「iPhone SE」は発売当時よりも5,000円ほど値下げされている。より購入しやすくなっているので、購入を検討している人は早めに購入するのが吉だろう。
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[ via MacRumors ]