2月13日、楽天は2019年度通期及び第4四半期決算会見を都内で行った。会見の中で三木谷浩史社長は、今年4月から正式サービスが開始される携帯キャリア事業について、3月3日に料金プランを発表することを発表した。
楽天、MNOサービスの料金プランを3月3日に発表へ
楽天モバイルのMNOサービス (携帯キャリア事業) のロードマップは上記画像のとおりになっているという。今年4月に正式サービスを迎えるにあたって3月3日に料金プランが発表される予定。そして4月上旬に本格的にサービスの提供が開始となるとのこと。
そして、今年6月には5G (第5世代移動通信システム) のサービスも提供予定とし、さらに2021年3月には全都道府県において5Gのサービス運用を開始する計画だ。
本格サービス開始に向けて設置した基地局の数は今年3月末時点で4,400に達する見込み。これは総務省に提示した基地局設置計画を上回るペースであるとのこと。ちなみに2月時点で設置された基地局数は3,301となっている。
ちなみに、三木谷社長は日本の携帯料金は諸外国に比べて割高であるにもかかわらず、実際のデータ通信量は少ないとし、楽天モバイルの料金プランはよりわかりやすいものにするとも発言した。
現在、楽天の携帯キャリアサービスは無料サポータープログラムと呼ばれるテストプログラムを実施している。参加を希望した25,000人のユーザーに無料で回線を提供。サポーターは品質テストやアンケートへの回答が求められている。
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