ゼルダシリーズと言ったらこの作品。「3Dゼルダ」の原点とも言える「ゼルダの伝説 時のオカリナ」は、1998年に任天堂から発売された「Nintendo 64」用ゲームソフトだ。
さすがにゲーム自体が古いので、押入れから引っ張り出してきてプレイしたいとまでは思わないが、現代の技術で高グラフィックな作品としてリメイクされたらちょっとプレイしてみたい気がする。
「アンリアルエンジン4」で再現された現代技術のゼルダ
1998年の発売以降、日本だけでなく海外にも人気が高い同作品。「時のオカリナ」が発売されて以降、特に近年ではゼルダユーザーによる「ファンメイド」動画がインターネット上で公開されることが多いが、今回の作品はかなりクオリティが高い。
CryZENx氏が公開した今回の動画は、高グラフィック描写が実現できるゲームエンジン「アンリアルエンジン4」で制作されたもの。再現されたのは「時のオカリナ」のゲーム内ステージ「ゲルドの谷」で、ゲルド族が住む砂漠地域の一部だ。
動画を見ていただければ分かると思うが、砂漠特有の熱風や砂埃、それに吹かれるリンクの服などかなりリアル。特に綺麗なのはリンクの周りを飛び回る妖精「ナビィ」の軌跡で、「ロクヨン」時代にはなかったハイクオリティな質感が表現できている。
「時のオカリナ」は2011年に「ニンテンドー3DS」でリメイクされており、据え置きハードでリメイクされる可能性は低くなってしまっている。だが、もしリメイクされるのであればCryNEXz氏の動画くらいのクオリティにはして欲しいところ。
現在、任天堂は次世代機「NX」を開発中と噂されているが、一部メディアによると「NX」は高グラフィックの出力ができる端末になると言われている。
噂の「NX」は、「PS4」や「Xbox One」以上のグラフィックを実現できるのか、また、今後「ハイクオリティゼルダ」が登場するのか。個人的にはゼルダシリーズは大好きなので、今後の続編には期待したいところだ。
ちなみに今回の再現動画の制作には「Nintendo 64」時代の「時のオカリナ」ではなく、「ニンテンドー3DS」用のものを参考にしたとのこと。CryNEXz氏はこの他にも多くの再現動画を公開しているので、気になる人はこちらからどうぞ。