将来的に、AppleはMacにAMDプロセッサを内蔵させる計画であることが噂されているが、先日開発者向けにリリースされたmacOSの最新ベータ版にて、そのテストが行われている証拠が見つかったと海外で話題になっている。
AMDプロセッサを搭載したMacがテスト中か
このテストの様子が見つかったのは、今月6日(現地時間)に開発者向けに配信された 「macOS 10.15.4 Beta 1 (19E224g)」 。同ベータ版のドライバの中に、AMDプロセッサを示す 「Picasso」 「Raven」 「Renoir」 「NAVI」 といった名称が存在することから、AppleがAMD製のプロセッサを搭載したMacをテストしているのではないかと海外ユーザーを中心に指摘されている。
MacOS 10.15.4 Beta 1
NAVI12_A0
NAVI21_A0
PICASSO_A0
RAVEN2_A0
RAVEN_A0
RENOIR_A0
VANGOGH_A0 😳 pic.twitter.com/qFBHg5L0q0— _rogame (@_rogame) February 6, 2020
ちなみに、macOSの中からAMDプロセッサに関する記載が見つかったのは今回が初めてのことではなく、昨年11月にリリースされた 「macOS 10.15.2 beta」 でもAMDプロセッサに関する情報が見つかっている。
もちろん、Appleが単にテストをしているだけで、実際にAMDプロセッサを採用したMacを発売するかどうかは別の話とはなるが、ただ関連したコードが徐々に増えてきていることから、AMDプロセッサを搭載したMacが登場する日が少しずつ近づいている可能性は高そうだ。
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[ via MacRumors ]