2月4日、Googleは 「Motion Sense」 と 「新しいGoogle アシスタント」 が日本でも利用できるようになったことを公式ブログで発表した。両機能は本日からPixel 4向けに順次提供が開始される。
Motion Senseと新しいGoogle アシスタントが国内向けに提供開始
今回提供が開始された 「Motion Sense」 は、端末の周囲の動きを検知するGoogleのレーダー技術 「Soli」 を活用した機能で、画面の前に手をかざすことで画面をアクティブにしたり、手のジェスチャーだけで音楽の曲送りなどの操作ができる。
さらに同機能を活用することで顔認証による画面ロックを従来よりもすばやく解除できるようになる。具体的には、ユーザーが端末に手を伸ばした際に顔認証センサーが起動し、端末を持ち上げて顔をかざすとほぼ同時にロックが解除されるという仕組みだ。
顔認証とMotion Senseを組み合わせて使うには、ソフトウェアを最新版にアップデートした状態で 「設定」 画面から 「システム」 を選択し、「Motion Sense」 の設定をオンにする必要がある。
新Google アシスタントのデモ (Google I/O 2019)
Motion Sense機能の提供開始と同時に、「新しいGoogle アシスタント」 も利用できるようになっている。このGoogle アシスタントはPixel 4のOSやアプリとより密接に統合され、アプリやウェブサイトの立ち上げや設定操作がより高速になっている。
新しいGoogle アシスタントの提供により、例えばアラームの設定、YouTubeやカレンダーといったアプリの起動、音量の設定やWi-Fiのオンオフなどの設定操作が音声でよりすばやく完了できるように。これまでよりもGoogle アシスタントに操作をお願いする機会がぐっと増えることになりそうだ。
「Motion Sense」 と 「新しいGoogle アシスタント」 は本日から順次提供が開始される。Pixel 4を使っている方はぜひ両機能を試してみていただきたい。