日本時間11月13日、Appleは新型16インチMacBook Proを正式に発表した。価格は248,800円(税別)から、発売は11月14日で、本日から予約受付が開始されている。
新型16インチMacBook Proが正式発表
今回発表された新型MacBook Proは、従来よりもベゼルが狭い画面を採用したことで画面サイズが15インチから16インチに大きくなっているのが大きな特徴だ。画面の表示領域が筐体ギリギリまで広がったことで、広々とした画面でより快適に作業できるようになった。
キーボードも従来のバタフライ構造のものから、新たに開発されたシザー構造のMagic Keyboardに変更。1mmのキーストロークにより安定感のある打鍵感を提供しているとのこと。さらに右下の矢印キーの配置が逆T字型に変更されたことで、矢印キーを使うゲームやプログラミング時の行移動がより操作しやすくなった印象だ。
また、新しいキーボードでは前世代で問題となっていた故障率も低減していることが期待される。
キーボードの上部にはTouch Barが搭載。これまでのMacBook Proシリーズに搭載されているものと大きくは変わらないが、左端のEscキーがTouch Barから独立して単体で存在しているため、Escキーを多用するユーザーはより使いやすくなったはずだ。
Touch Barの右側にはTouch IDのセンサーが搭載されているが、以前まではTouch Barに組み込まれる形で存在していたセンサーが今回は完全に独立している。
プロセッサは6コアまたは8コアの第9世代Intel製プロセッサを採用。以前のクアッドコアが採用された15インチMacBook Proに比べてパフォーマンスが最大2.1倍に向上しているという。RAM容量は最大64GBに増え、ストレージ容量は最大8TB。グラフィックはRadeon Pro 5300M/5500Mなどを選択可能だ。
バッテリー容量は100Wh。バッテリー持ちは前モデルから1時間向上し最大11時間の連続使用が可能だ。電源アダプタは96Wの新しいものが同梱される。
15インチモデルのときから音が良いと評判だったMacBook Proのスピーカーだが、今回の新型モデルでは完全に再設計された6つのスピーカーによるハイファイサウンドシステムが新たに搭載。Appleが特許を持つフォースキャンセリングウーファーの採用により、クリアでより自然に音が聞こえるようになった。
さらにマイクの性能も向上しており、ヒスノイズを40%低減し、プロ向けのデジタルマイクロフォンに匹敵する録音が可能であるとのこと。
新型16インチMacBook Proは本日から予約受付が開始されている。価格は248,800円(税別)からで、明日11月14日から販売が開始される予定。予約はこちらのリンクから可能だ。
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