10月29日、Appleは 「iOS 13.2」 や 「iPadOS 13.2」 の配信を開始したが、同時にHomePod向けのソフトウェアのアップデートも行っている。
今回配信が開始されたアップデートによって、HomePodは複数の新機能が追加されている。
iOS 13.2には新しいHomePod機能のサポートが含まれます:
● iPhoneをHomePodに近づけると、ミュージック、Podcast、通話のHandoffが可能
● HomeKitシーンにミュージックを追加可能
● リラックス効果のある高音質のサウンドトラック、“環境音”を再生可能
● ミュージックや“環境音”を聴きながら眠りにつけるスリープタイマーを設定可能
まずはハンドオフ機能。同機能はiPhoneで聞いていた音楽をHomePodで引き継ぎ、再生することができるというもの。HomePodの上にiPhoneをかざすことで音楽の再生をバトンタッチすることが可能だ。
また、ハンドオフできるのは音楽だけでなく通話やポッドキャストも可能。さらにHomePodからiPhoneへのハンドオフも可能なので、自宅で聞いていた音楽をそのままiPhoneに接続したイヤホンで再生することも可能だ。
第2の新機能はマルチユーザーモード。この機能は複数のユーザーの声を聞き分けられるというもの。家族それぞれの声を識別し、声の主に合わせた音楽・プレイリスト・ラジオステーションの再生が可能になる。この機能は英語環境のみとなっていて、残念ながら現時点では日本語環境では利用できない。
さらに、HomeKitの 「シーン」 に音楽の再生オプションを追加できるようになったほか、雨やホワイトノイズといったリラックスできる音楽が ”環境音” として追加されている。また、スリープ機能も実装され、音楽や環境音の再生をタイマーで停止できるようになっている。
HomePodは最新OSをインストールしたiPhoneをお持ちであれば自動的にソフトウェアアップデートされる仕組みなので、自動的に新機能は使えるようになっているはずだが、もしアップデートできていない場合は以下の記事を参考にアップデートしていただきたい。