次期iPhone SEこと 「iPhone SE 2 (仮称)」 は2020年春に発売と報じられているが、同製品は3月の発売に向けて1月にも量産が開始される予定であることがわかった。TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が投資家向けレポート内で伝えた。
iPhone SE 2は来年1月に量産開始、3月に発売へ
Kuo氏曰く、iPhone SE 2は2020年1月に量産が開始される予定であるとのこと。発売は2020年3月と予想しており、AppleのiPhone SE 2の発売計画は順調に進捗しているようだ。
これまでのKuo氏の情報などから、iPhone SE 2は以下の特徴を持っていることが判明している。
- iPhone 8をベースに開発
- 画面サイズは4.7インチ
- 画面は液晶
- A13プロセッサを搭載
- RAM容量は3GB
- 64GB/128GBのストレージ容量
- ホームボタンが存在
- 3D Touchは搭載されず
- カラーラインナップはスペースグレイ・シルバー・レッドの3色
- アンテナ設計が変更に
- 価格は399ドルから(4万円台)
Ming-Chi Kuo氏は、これらの性能や現在の市場の需要を踏まえて、iPhone SE 2は月間で200~400万台が販売されることを予測している。iPhone 11シリーズが比較的好調であることを考えると、Appleの株価にはiPhone SE 2はポジティブな影響を与える可能性がありそうだ。
ちなみに初代iPhone SEは、2016年3月31日に発売した。発表は同月21日で、予約受付は3月24日に開始された。iPhone 5sのデザインを引き継ぎ、4インチの画面を搭載したコンパクトサイズのiPhoneであることが好評で、いまもiPhone SEの後継機種については多くのユーザーが期待している。
ただし、来年発売のiPhone SE 2は4.7インチの画面を搭載するとの情報。4インチの画面を搭載したコンパクトiPhoneが好きな層からは反発の声も上がりそうな予感だ。
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[ via MacRumors ]