Appleは来年の春にiPhone SEの後継機種 「iPhone SE 2 (仮称)」 を発売する計画のようだ。TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が、投資家向けレポートの中で伝えている。
「iPhone SE 2」 が来春に発売予定
Kuo氏によると、Appleは 「iPhone SE 2」 を2020年第1四半期に発売する予定であるとのこと。ただし、以前の4インチディスプレイを搭載したモデルではなく、「iPhone 8」 のデザインを踏襲したものになるとのこと。
内蔵プロセッサはA13になる予定。A13プロセッサはiPhone 11やiPhone 11 Proに搭載されているプロセッサと同じものであるため、性能的には最新のiPhoneと同じ程度になることが想定される。
メモリ容量は3GBで、これもiPhone 11シリーズと同じだ。つまり、2020年春には同じ性能のiPhoneが全部で4種類になるということになる。
iPhone SEは廉価モデルとして販売されていたが、おそらくiPhone SE 2も同様のポジションで販売されるはずだ。ただし、Kuo氏はiPhone SE 2の価格については明言していないため、iPhone 11に比べてどれくらい安いのかは明らかになっていない。
Kuo氏の予測はよく当たることで有名。さらに今年9月には日本経済新聞が2020年春にAppleが新型iPhone SEを発売することを伝えていることから、その可能性はより高くなってきた。
高価格化が進んだおかげでミドルクラス層の取りこぼしを指摘されているiPhone。シリーズ全体の販売もやや不調であることから、その取りこぼしを回収しにいくことを考えていても決しておかしくはないはず。果たして本当にiPhone SEが復活するのか、今後の情報に注目したい。
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[ via MacRumors ]