Appleは1台の「iPhone SE」を作るのにどれくらいのコストがかかっている?

先日発売された待望の新型4インチ型iPhoneの「iPhone SE」。

そのスペックや耐久度などの様々な情報が連日のように明らかにされているが、今回は新たに「iPhone SE」の製造コストの予想が発表されているのでご紹介する!

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「iPhone SE」の製造コストは約160ドル、日本円で約17,760円ほど

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iPhoneの製造コストレポートで実績のあるIHS iSuppliは、「iPhone SE」の製造コストの予想を発表している。

IHS iSuppliのレポートによると、Appleが「iPhone SE」を1台製造するのにかかるコストは約160ドル(日本円で約17,760円)と予想しており、その内訳として部品費用が156.29ドル(約17,340円)、組み立て費用が3.8ドル(約420円)になるようだ。

「iPhone SE」の部品の中で一番高価なものは、フロント部分のゴリラガラスディスプレイで、コストは約20ドル(2,220円)かかっているとのこと。そして、64GBモデルに関しては16GBモデルよりも89ドル(約9,880円)ほど高くなるようだ。

IHS iSuppliによると、「iPhone SE」は歴代の「iPhone」に比べても比較的原価が安く作られているようで、それは「iPhone 6s」や「iPhone 5s」の部品の多くを流用していることで製造原価を下げることに成功している模様

「iPhone SE」の16GBモデルの価格は約399ドルで、原価が約160ドル。つまり、「iPhone SE」の16GBモデルが1台売れるたびに、Appleは239ドル(26,529円)の利益を得ることができる。

「iPhone SE」の販売台数は今のところ明らかにされていないが、世界で1,000万台売れたとしても2,600億円以上の利益が発生する。今までの「iPhone」の販売実績はこんな数字ではないので、仮に売れ行きがナンバリングされた「iPhone」に比べてあまり良くなかったとしても莫大な利益を生み出すことができそうだ。

[ via MacRumors ]

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