現地時間9月19日、Appleは定額制ゲーム配信サービス 「Apple Arcade」 の提供を開始した。同日配信が開始された 「iOS 13」 をインストールすることで同サービスを利用することが可能になる。
「Apple Arcade」 が早くもベータ版利用者向けに提供開始
「Apple Arcade」 は2019年3月にAppleが発表した独自の定額制ゲーム配信サービスだ。100以上のゲームアプリがApp Storeを介して配信される予定で、どのゲームアプリも加入者は追加料金なしでプレイすることが可能。サービス開始当初は60を超えるゲームが配信されている。
対応デバイスはiPhone、iPad、Mac、Apple TVで、いずれも最新OSのインストールが必要。iPhoneであれば 「iOS 13」 がシステム要件となっている。アプリは一度ダウンロードすればオフラインでプレイできるものばかりなので、通信量などを気にすることなく利用することが可能だ。
ちなみに、Apple Arcadeはデバイスをまたいでゲームの進行状況を引き継げる 「クロスプラットフォーム」 にも対応している。例えばiPhoneで遊んでいたタイトルの続きをMacでも遊べる。
また、 「iOS 13」 「iPadOS 13 (10月1日配信予定)」 はPlayStationコントローラー (DUALSHOCK 4) やXbox Oneのコントローラー (Xboxワイヤレスコントローラー) もサポートしているため、スマホでゲームをプレイするのが苦手という方でもプレイしやすいのではないだろうか。
「Apple Arcade」 の利用料金は月額600円、年間では7,200円で利用することが可能。家族であれば最大6人でシェアすることが可能なので、例えばお父さんが加入していればお母さんやお子さん達も追加料金なしでプレイすることが可能。まずはどんなサービスか広く知ってもらうため、Appleはトライアルとして初回30日間の無料期間を設けている。申し込みはApp Storeの 「アーケード」 タブから可能だ。
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