9月18日、株式会社ロジクールは都内でメディア向け新製品発表会を開催。新型ワイヤレスキーボード 「MX Keys」 を日本国内で発売することを発表した。本製品は9月27日(金)に発売予定、本日よりAmazonなどで予約受付が開始されている。
長時間でも快適にタイピングできるよう、形状やキーピッチなどを最適化
「MX Keys」 は、同社のハイエンド製品ラインナップ 「MXシリーズ」 の新製品。タイピングに特化した薄型ワイヤレスキーボードだ。
2017年に発売したキーボード 「CRAFT」 のデザインを一部引き継ぐことで同キーボードが持っていた使い勝手の良さを維持しつつ、メタルプレートを採用し高い強度を持たせるなど改良が加えられているのが特徴だ。
別売りの 「MXパームレスト」
キー表面には指先の形に合うようなくぼみが用意されており、キーのどこを打っても確かな打鍵感を得ることができる。また、タイピングをより快適なものにするために5.5度の傾斜がつけられている。別売りの 「MXパームレスト」 を導入すれば手首の負担や疲労などを一段と和らげることが可能だ。
「MX Keys」 のキーの下にはバックライトが内蔵されているため、照明を落とした部屋であっても正確にタイピングをすることが可能だ。ワイヤレスキーボードであるにも関わらずバックライトが搭載されているということは、本来はバッテリー持ちが悪くなる可能性があるが、「MX Keys」 の場合はその心配をする必要があまりない。
「MX Keys」 には中にふたつのセンサーが搭載されている。
ひとつは近接センサー。キーボードに手が近づくと自動でバックライトが点灯する仕組みで、手が遠ざかるとバックライトが消えるため省電力。
もうひとつは光センサー。照明がない状態ではバックライトが抑えられ、光が強い部屋では自動的にバックライトが強くなる。
このふたつのセンサーによって、バックライトは常に最適な状態を保つことができる上に無駄な電力も使わない。おかげでバッテリー持ちはバックライトを使った状態で10日間、使わなければ最大で5ヶ月もつ設計になっている。
「MX Keys」 は、同時に発表された新型ワイヤレスマウス 「MX Master 3」 と同じくLogicool Flowに対応する。このLogicool Flowはひとつのマウス・キーボードを、OSやデバイスをまたぐように使用できるスマート機能。例えばWindowsで使っていた 「MX Keys」 をすぐにmacOSデバイスに繋ぐことが可能だ。同時に接続できるデバイスは最大3台で、利用できるOSはWindows、macOS、Linux、iOS、Android。 ちなみに接続はBluetoothあるいは専用のUSB無線アダプタで可能だ。
「MX Keys」 の価格は14,500円(参考価格)で、本日より予約受付が開始されている。発売は9月27日(金)を予定している。カラーラインナップはグラファイトのみ。購入は以下から。
ちなみに、前述の 「MXパームレスト」 についても本日から予約受付が開始されている。価格は2,000円(税別)で、発売は9月27日(金)を予定している。