9月9日、ソフトバンクは新サービス発表イベントを都内で開催し、新プログラム 「半額サポート+」 を提供開始することを発表した。
「半額サポート+」 は9月13日から提供開始予定。利用するには月額390円が必要だ。
ソフトバンクが 「半額サポート+」 を9月13日から提供開始
「半額サポート+」 は、スマートフォンの購入費用を抑えるためのサービス。これまで提供されていたものと似ているが、今回発表された 「半額サポート+」 は、総務省が求めていた 「通信料と端末代金の分離」 に対応し、さらにソフトバンクの回線を契約していないユーザーでも購入できるのがポイント。
システムはシンプルで、まずユーザーは 「半額サポート+」 を使ってスマートフォンを4年の割賦契約 (48回払いで購入) で購入。その後2年間利用し、新しいスマートフォンに乗り換えたいと思ったら、それまで使っていたスマートフォンを返却することで最大2年分の残債の支払いが免除になる。
もちろん、2年経過後も引き続き同じスマートフォンを使い続けることも可能。もし買い換えなかった場合は、毎月支払っていたプログラム利用料(月額390円)がPayPay等で還元される。
また、「1年買い換えオプション」 なるものが用意されており、1年ごとにスマートフォンを買い替えるユーザーのためのオプションも用意されている。
これは同プログラムに加入してから1年以上経過したユーザーが最新スマートフォンに乗り換えたい場合、13ヶ月~24ヶ月分のプログラム利用料金を支払うことで最大24ヶ月分の端末代金が免除されるというものになる。
「半額サポート+」 を利用してスマートフォンの乗り換えを行うには、旧機種の返却が必要になるが、その際には簡単な査定が必要となる。査定には一定の条件が設けられており、もし査定条件を満たせない場合は追加で2万円の支払いが必要だ (あんしん保証パック with AppleCare Services・あんしん保証パック・あんしん保証パックプラスに加入している場合は2,000円の支払い) 。
査定基準を満たないケース
・電源が入らない
・初期化されていない
・ガラス・筐体が破損している
・液晶表示が異常・タッチパネルが動作不良
・筐体が変形している
・メーカー保証が対象外(改造など)
「半額サポート+」 はまずはソフトバンク回線を持つユーザー向けに9月13日から提供を開始する。さらに、ソフトバンクの回線を持たないユーザー向けには9月26日から提供を開始する予定だ。
ちなみに、これまで提供してきた 「半額サポート」 と 「機種変更先取りプログラム」 については9月12日を持って新規申し込み受付を停止するとしている。
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