Apple、2018年に3つの新型Macを発売へ〜新型コプロセッサ搭載 新型iPadは今秋登場予定ーーBloomberg報じる

Bloombergから新型Macと新型iPadに関する情報がもたらされた。同メディアによると、Appleは新型ラップトップ型Macとデスクトップ型Mac、新型iPadを開発中であるとのこと。

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新型Macは2018年に3種類登場予定

まずは、新型Macについて。Bloombergの報道では、Appleは少なくとも2種類のラップトップ端末と、1種類のデスクトップ端末を用意しているとみられている。つまり、2018年は合計3種類の新型Macが登場するということになる。

新型ラップトップ端末に関しては、新型「MacBook Pro(2018年モデル)」であることが予想されるが、今月23日の報道では13インチ「MacBook」の噂が出ていたこともあり、Bloombergの情報だけでは確定することはできない。

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また、デスクトップ端末に関しては直接的に言及されていないものの、Appleは2018年に新型「MacPro」を発売することを明かしているため、おそらくBloombergの言っている端末は新型「Mac Pro」のことだと予想される。

ただし、昨年6月に発売した「iMac」や、しばらくアップデートが行われていない「Mac mini」がリフレッシュされる可能性もあり、こちらも確定することができない。

Bloombergによると、新型デスクトップ型Macには、Appleの独自開発チップが搭載される可能性があるとのこと。これは、「MacBook Pro」に搭載されているT1チップや、「iMac Pro」に搭載されているT2チップのようなものになるとみられている。

この新型チップが具体的にどのような役割を果たすのかについては、明らかになっていないが、上記2機種と同様に、端末動作のサブ的な役割を担うことが予想される。

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新型iPadは2018年秋に発売か

次に、新型iPadについて。

新型iPadは、今年春に新型モデルが登場することが予想されてきたが、仮にその登場が春ではなく秋だった場合、搭載されるプロセッサは「A11X」をスキップして、「A12X」プロセッサが搭載されることが予想されているようだ。つまり、次期iPhoneに搭載されるプロセッサ「A12」の改良版が、新型iPadに搭載されるということになる。

新型「iPad」は、おそらく次期「iPad Pro」として発表されるだろう。噂では、ホームボタンが廃止され、さらにベゼルが狭くなったスマートなデザインになるとみられている。

ちなみに、新型「iPad」にはApple製のグラフィックス・エンジンとAIチップが搭載される予定であるとのことだ。

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今回公開された新情報をまとめると以下の通りになる。

  新製品候補 新情報
ラップトップ型Mac MacBook Pro 2018
MacBook 2018
特になし 
デスクトップ型Mac Mac Pro 2018
iMac 2018
Mac mini 2018
 T2チップのようなAppleの独自開発チップが搭載
新型iPad iPad Pro 2018

秋に登場する場合「A12X」プロセッサが搭載

Apple製グラフィックス・エンジンとAIチップが搭載

今年、Appleは複数の新製品を投入する予定。最も注目されているのは、もちろん新型iPhoneだろうが、しばらくアップデートが行われていない「Mac Pro」「Mac mini」の新型モデルにも注目が集まっている。

Appleはユーザーの期待に応えた製品を出すことができるのだろうか。今後の情報に期待したい。

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