Appleが10月29日(日本時間では30日)に新製品発表イベントを開催するかもしれないという噂を受け、今か今かとイベント告知を待っている方も多いかもしれないが、噂の29日まであと1週間を切った。
本来であればそろそろ各メディアに招待状が配られていてもいい時期なのだが、ここまで告知がないことを考えると、もしかするとイベントが開催されない可能性が高くなってきている。
しかし、これに反して新型MacBook Proが10月末までに発売するという興味深い情報が登場しているのでお伝えする。
16インチMacBook Proは10月末までに発売?
この情報を伝えているのは台湾メディアDigiTimes。Appleは16インチMacBook Proを今月中に発売する予定で、台湾メーカーQuanta Computerが既に量産を開始しているという。
同メディアによると、Appleが開発している16インチMacBook Proは、現行の15インチMacBook Proから改良されたモデルになる可能性が高い。画面端のベゼルが狭額縁化することで端末サイズを変えずに画面の大型化を実現。画面は15インチから16インチに大きくなる予定。
搭載されるキーボードは現行のバタフライ構造のものではなく、新設計のシザー構造のもの。現行のものよりも正確で安定した打鍵が可能で、さらに故障率も下がることが期待されている。
そして搭載されるプロセッサは、IntelのCoffee Lake RefreshもしくはIce Lakeが搭載される (ちなみにIntelはMacBook Proに最適なIce Lakeプロセッサをまだ発表していない) という。
macOS Catalina Betaから発見された16インチMacBook Proのアイコン
16インチMacBook Proが9月もしくは10月に登場するという噂は以前から各メディアが伝えてきたところではあるが、最近は来年に発売が延期された可能性も伝えられており、10月中に登場するかどうかははっきりとしない状態が続いている。
Appleから新製品発表イベントの告知も未だにないことから、やはり新型MacBook Proの登場は来年に先延ばしになったのではないかと考えるユーザーも多くなってきているが、はたしてDigiTimesの情報は正しいのか否か。その答えはまもなく出ることになりそうだ。
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