噂の16インチMacBook Proが、いよいよ今日あるいは明日にも発表される可能性が高まっている。
昨日、9to5Macが 「今週中に16インチMacBook Proが発表される」 と報じたが、Bloombergの名物記者Mark Gurman氏が16インチMacBook Proのプレス向けブリーフィングは明日開催されること、そして先行レビューは今週水曜日に解禁される見通しであることを報告した。
Mark Gurman氏の言う ”明日” とは米国時間13日を指す言葉なので、日本では本日11月13日もしくは11月14日に発表される可能性が高い。
13日もしくは14日に新型MacBook Proが発表か
今回のMacBook Proの発表スタイルはかなり異例だ。これまでAppleが新製品を発表する際はプレスリリースとともに発表するか、あるいは大規模な発表イベントを開催してきた。しかし、今回はごく一部のメディア・ジャーナリストのみを招待したプライベートブリーフィングとなっており、いつもの発表とは少々異なる手法をとっている。過去にも一部メディアを招待して新製品発表イベントを開催したことはあるが、これほど小規模なものは最近ではかなり珍しいことだ。
とはいえ、Appleは昨年のこの時期にも15インチMacBook ProにAMD Radeon Pro Vegaグラフィックスのオプションを追加。さらに、Apple Watchのスポーツループバンドに(PRODUCT)REDモデルを投入したこともあるため、この時期に新製品を投入すること自体はホリデーシーズンに向けた戦略として決して不思議なことではないだろう。
もちろん、ブリーフィングに招待されたメディアは先行レビュー記事を公開することが予想されるが、メディア向けのお披露目から一般ユーザー向けへの発表までの時間があまりに短いことから、これらのメディアから公開される記事は “ファーストルック” あるいは ”プレビュー” といった形になる可能性がある。ちなみに、同プライベートブリーフィングは米ニューヨークの高級ロフトマンションで行われているとMark Gurman氏は伝えている。
Only question remaining from multiple folks: is the announcement tomorrow (briefings day) or Wednesday (when review embargoes lift)? Also, 24 hours for a review seems like so little time, so I’d hope the stories are framed as “previews” or “first looks.”
— Mark Gurman (@markgurman) November 11, 2019
16インチMacBook Proは、15インチMacBook Proの基本デザインを踏襲しながらも、画面縁のベゼルが細くなり、画面がわずかに大型化。信頼性の高いシザー構造キーボードも採用される予定。
キーボード奥にはTouch BarとTouch IDが搭載されるが、Touch IDはTouch Barから離れる配置となり、さらにEscキーがTouch Barから独立した物理キーとなる模様。価格は不明ながら現行の15インチMacBook Proよりも高額になる可能性があると伝えられている。
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[ via MacRumors ]