Appleは今年後半にM1Xチップを搭載し、高いパフォーマンスを発揮できる上位版MacBook Proを発売すると噂されているが、同モデルの量産が開始されたようだと台湾業界誌DigiTimesが報じている。
M1Xチップ搭載の14インチ・16インチMacBook Proが量産開始か
DigiTimesによると、 M1Xチップを搭載したMacBook Proは、今年8月から量産が開始されているとのこと。ミニLEDディスプレイを採用し、11月まで毎月60〜80万台を生産する計画だという。
今回の情報は、Appleの未発表製品に関して情報精度がそこまで高くないDigiTimesによるものである点に注意が必要だが、とはいえ米Bloombergの著名記者Mark Gurman氏は今年9月〜11月の発売を予想。
さらにユーラシア経済委員会 (EEC:Eurasian Economic Commission) のデータベースに次期MacBook Proの情報が早くも登録されている現状を見ると、 M1Xチップを搭載したMacBook Proの登場はまもなくである可能性はとても高い。
改めて次期MacBook Proに関する情報を整理しておこう。次期MacBook Proは14インチ・16インチモデルの2つの機種が用意される予定。
ディスプレイにはミニLEDディスプレイや24インチiMacのようなフラットエッジデザインが採用され、プロセッサにはM1チップよりも高性能な次期Apple Silicon (=M1X) が搭載されることで、性能の向上や複数台の外部ディスプレイへの映像出力が可能になるとみられている。また、Touch Barの廃止やSDカードスロット・HDMIポートの復活なども噂されている。
(via MacRumors)
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