2019年に突如販売が終了した12インチMacBookが、今年復活を遂げるかもしれない。
現地時間8月31日、工商時報はAppleのサプライチェーンからの情報として、Appleが開発するMac用プロセッサ 「Apple Silicon」 、そしてそれらが搭載されるMacに関する情報を伝えている。
Appleシリコン搭載12インチMacBookが2020年内に登場?
工商時報によると、Appleは12インチMacBookを2020年内に投入する計画だ。
同モデルにはApple Siliconとして開発されたA14Xプロセッサが搭載される予定。A14XのコードネームはTongaで、TSMCが5nmプロセスを使用して生産したものであるという。
新型12インチMacBookにはUSB Type-Cコネクタが搭載され、ワットあたりのパフォーマンスが高いApple Siliconを搭載することでバッテリー消費が減少。バッテリー駆動時間は15〜20時間になるとしている。
さらにAppleは独自GPUも開発中だという。これもTSMCが5nmプロセスを使って生産したもので、この独自GPUは2021年後半に発売される次期iMacで搭載されると、工商時報は伝えている。
ちなみに工商時報は、iPhone 12にA14プロセッサが、次期iPad Proには前述の12インチMacBookに搭載されるA14Xプロセッサが搭載されることを伝えている。つまり次期iPad Proと12インチMacBookには同じプロセッサが搭載され、性能的にはかなり近くなる可能性がある。
[ via Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)]
関連記事
・Appleシリコン搭載MacはThunderboltをサポート。Appleの広報担当が公式見解
・Apple Silicon搭載&デザイン変更を伴う新型MacBook Proは2021年発売。14・16インチの2ラインナップで登場か