2月17日、ソニーネットワークコミュニケーションズは、同社が提供してきたMVNOサービス 「0 SIM」 の提供を2020年8月31日をもって終了することを発表した。
「0 SIM」 が2020年8月31日でサービス終了へ
「0 SIM」 は、2015年12月にサービスが始まったMVNOサービス。NTTドコモの回線を使って提供し、月間500MBまでは無料(0円)で利用でき、500MBを超過した分だけ料金が発生する仕組みを採用していた。
2015年に販売された雑誌の付録として最初は提供されたが、翌年1月に一般向けに発売。その後も、MVNOサービス (格安SIM) の認知度向上や端末の複数台利用の需要喚起などに貢献してきた。しかし、モバイル通信の選択肢が増える中で一定の役割を果たしたと判断。サービス提供を終了する判断に至ったという。
サービス提供終了にともない、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する別のMVNOサービス 「nuroモバイル」 にSIMを差し替えることなくサービス変更できる仕組みを提供する予定だという。その際にはnuroモバイルを月額基本料金1ヶ月無料で利用できるサービス変更キャンペーンも予定しているとのことだ。サービスの変更受付は2020年6月から提供を開始する予定。
「0 SIM」 は2020年8月31日(月)23時59分に提供が終了となり、nuroモバイルへのサービス変更を行っていない場合は自動で解約となるとのことだ。サービス提供終了に関する問い合わせは、「0 SIM終了案内ページ」 に掲載されている専用ダイヤルから可能だ。