
IO Interactiveは、PlayStationの新作情報番組 「State of Play|June 4, 2025」 のなかで、ジェームズ・ボンドを主人公とする新作アクションアドベンチャー『007 First Light』を正式発表した。『Hitman』シリーズで知られる同スタジオが、25年にわたるノウハウをもとに、完全新作のエスピオナージ作品を2026年にPlayStation 5向けにリリースする。
タイトルが示すように、本作は007の初期を描く物語だ。プレイヤーが操作するのは26歳のジェームズ・ボンド。まだ「007」のコードネームすら持たず、完璧なスパイでもない。海軍の航空要員としてキャリアをスタートさせた若きボンドが、ある大胆な行動によってMI6の訓練課程へと抜擢されるところから物語が始まる。
▶︎ Amazonで『007 First Light』をチェック
007のコードネームをもらう前のボンド、その原点を描く完全新作


『007 First Light』は、これまでの映画とも小説とも異なる独立したストーリーラインを持つ作品だ。Amazon MGM Studiosと共同開発されており、シリーズの象徴的なキャラクターたち (M、Q、マネーペニー) はもちろん、新キャラクターとしてボンドのメンター「グリーンウェイ」も登場する。
IO Interactiveによれば、本作ではボンドの未熟さや衝動性がクローズアップされ、彼がスパイとして何を学び、どのように進化していくのかを描くという。ゲームプレイは、ステルス、近接戦闘、ドライビング、そして先進的なスパイ・ガジェットを織り交ぜた多彩な構成となっている。




ゲームエンジンには、IO Interactive独自のGlacierエンジンを採用。ロケーションも、雪に覆われた山岳地帯から、太陽が照りつけるリゾート地まで多岐にわたる。世界各地を舞台に繰り広げられるスパイ活動は、プレイヤーに「自分がボンドになる」体験を提供する。
本作はPlayStation 5 Proにも最適化されており、PlayStation Spectral Super Resolution (PSSR) に対応。高精細かつ60FPSの「クオリティモード」でのプレイも可能となる予定だ。
発売は2026年。詳細なゲームプレイやストーリーのさらなる情報は年内に公開予定。本日よりPlayStation Storeではウィッシュリスト登録が可能となる。
▶︎ Amazonで『007 First Light』をチェック
(画像:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)